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出産前・出産後の健康と過ごし方

トイレが近い妊婦さんは注意!対策して出産までの辛さを減らしましょう

トイレ

妊婦さんのマイナートラブルといえば、悪阻やら腰痛やら肌トラブルや色々ありますが、何と言っても私が常に辛かったのは・・・トイレが近いことでした。

私と同じように、トイレが近くて困っている方は結構多いのではないでしょうか。

そこで、妊婦さんのお手洗い事情と対策について自分なりに纏めてみたのでご紹介しますね。

妊娠期間中のトイレが近い原因

妊娠初期

歯磨き

あなたは妊娠初期に鼻血が出やすくなったりしませんでしたか?

私はよく鼻血を出したり、歯磨きの時には毎回歯茎から血が出ていました。

それって、妊娠中はママの身体で普段よりもたくさんの血液が作られているから、身体の色々なところから出血しやすいのです。

赤ちゃんを育てる為に心臓で血液が作られ、それを腎臓でろ過するので腎臓が活発に動くんですね。

だから何度もトイレに行きたくなってしまうというわけです。

妊娠中期

一般的には、この頃からトイレに何度も行く人が増え出すようです。

実際私は、もう初期の段階でトイレの頻度が随分高くなっていましたが、多くの人は中期頃から徐々に始まるようです。

初期以上にママの身体で作られる血液量が増え、更に腎臓の機能が上がるんですね。

それに加え、個人差はあるものの、子宮自体も20㎝を超えてくるので、初期以上にトイレが近くなります。

妊娠後期

後期は言わずもがなですが、子宮と共にお腹の赤ちゃんも生まれてこられるぐらいまで大きくなり、子宮が膀胱を圧迫するため、お産直前までトイレが近くなる場合があります。

ちなみに私は初期から陣痛が始まるまで常にお手洗いとお友だちでした。

膀胱や子宮の大きさもそれぞれで個人差が大きいので、トイレに行きたいと全く感じなかったという方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的には、膀胱が圧迫されることで、膀胱の容量が少なくなり、すぐに行きたいと感じてしまうということですよね。

また、赤ちゃんの胎動が激しい方もトイレが近いと聞いたことがあります。

トイレ対策で私がとった3点

妊娠中の女性に限ったことではないかもしれませんが、お手洗いに何度も行きたくなるというのはとても厄介な事なので、私がとっていた対策を3点をお伝えします。

とにかく身体を冷やさない

温める

妊娠中は身体が火照ったり暑くなりがちですが、身体(特に足首やつま先)は冷やしてはいけません。

末端はどうしても血流が滞り冷たくなりがちなので、冬場は特に長めの靴下の重ね履きするなどして工夫しましょう。

夏場でもエアコンの効いた部屋では冷えることが多いので、素足より綿やメッシュ素材の通気性が良い靴下を着用すると良いと思います。

冷えてきたなと思ったら、一度足首をクルクル回してみたり、指の腹でマッサージしてあげると血流が良くなってポカポカしてきますよ。

利尿作用のある飲み物は控える

利尿作用のある飲み物として代表的なものが紅茶、コーヒー、緑茶などです。

私も大好きですが、これらの飲み物に含まれるカフェインには、トイレの回数を増やしてしまう作用があります。

カフェインの摂りすぎには注意が必要です。

最近ありがたいことに、デカフェ(カフェインレスコーヒー)が飲めるお店がとても増えてきました。

それだけカフェインを気にする人が増えたのかもしれませんが、妊婦さんや授乳中の女性、小さなお子さんも安心して飲めますね。

また、スーパーやドラッグストアでもカフェインレスのコーヒーや紅茶、麦茶などが売っているので、意識するのもひとつの方法です。

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毎日お風呂に浸かる

お風呂ErikaWittlieb / Pixabay

夏場はどうしても暑いので、湯船に浸からずシャワーで済ませてしまう人は多いと思いますが、私は妊婦さんだからこそ浸かった方が良いと考えています。

妊娠するとお腹が大きくなり息苦しさを感じたり、悪阻で気持ち悪いからとお風呂が嫌になる人もいるかもしれませんが、お風呂の効果はとても高いです。

シャワーに比べ、湯船に浸かることで体を芯から温め、全身の血流を促します。

また、肩まで浸かると、お腹の赤ちゃんにも温かさがしっかりと伝わり、胎動も大きくなります。

冷えた身体の羊水よりも、母体が温かい方が断然赤ちゃんにとって居心地が良いのです。

深夜に何度もトイレに行くのは睡眠不足にもなるし、起き上がるのも面倒くさいし、しんどいですよね。

しっかりと対策をとって夜眠るようにしましょう。

カフェインレスの飲み物を飲んで、湯船に浸かって身体を温めて、足首マッサージをして、冷え知らずのマタニティライフを送ってくださいね。

まとめ

お手洗いばかり行かないといけないのは、私にとっては本当に一番辛いトラブルでした。

夜なんてもう、ほぼ毎日5・6回トイレで目が覚めるのは当然なんです。

子宮が大きくなって膀胱を圧迫するので、それはそれはもう本当に苦しい思いをしました。

もともと冬場や緊張した時などはトイレが近かったのですが、まさか妊娠してからこんなに苦労するとは思いませんでした。

身体が冷えると、何度も何度も本当に何度も行きます。

「今さっき行った所なのに~・・・。泣」と思うことも多々ありました。

水分を摂ると余計に行きたくなるので、できるだけ摂らないようにしたいけど、喉は乾くし赤ちゃんの為にも水分摂取は必要だしで難しいところですよね。

この記事を見て「私も同じだ!」と思っている方もいるかもしれません。

妊娠中にトイレが近いことは珍しいことではありませんし、全く恥ずかしいことでもありません。

少しでも妊婦さんがリラックスして過ごせるように、楽しくトイレ対策をしてみてくださいね。

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