妊娠すると本当に心から嬉しいですよね。
それと同時にお仕事をされている方にとっては悩むことにもなります。
妊娠が発覚した段階で、会社(上司)に報告し、産休までの仕事内容について考えなければならないからです。
何かとトラブルの多い妊婦さんにとって、妊婦生活と仕事の両立はとても大変なことです。
しかしその時期を乗り越え、実際に産休に入ると、今までより一人でいる楽しい時間が大幅に増えます。
そこで、今しかできない産休中の過ごし方について、「産休中にやるべきこと」と「やっておいた方が良いこと」に分け、8つお伝えします。
目次
産休中にやっておくべきこと
赤ちゃん用品の買い出し
これは産休中の妊婦さんはマストの準備です。
赤ちゃんを産んだ後は、基本的に1ヶ月は外出してはいけないと言われています。
それにはちゃんと理由があります。
出産は交通事故に遭った人と同じくらいの身体のダメージなんだそうなんです。
最低でも1ヶ月は身体を元の状態に回復させることが必要です。
その時期に動き回ったり、立ちっぱなしでいたり、重い荷物を持ったり、産前と同じように家事をしたりすると、子宮の回復が遅れてしまうと言われています。
産後出来るだけ無理をしなくても済むよう、赤ちゃん用品は幅広く買い揃えておきましょうね。
また、生まれたての赤ちゃんのお肌は繊細なので、糊を落として清潔にしてあげることは大切です。
水洗いで構いませんので、ベビー服の水通しも産休中にやっておきましょう。
産後は、授乳やオムツ替え等の赤ちゃんのお世話でも非常に手がかかるので、お買い物なんて行っている余裕はありません。
産後もし、急遽必要になるものがあれば、旦那さんや周りの家族にお願いしましょう。
旦那さんへの家事全般引き継ぎ
旦那さんは、わかっているようでも自分が毎日家事をやっているわけではないので、困ってしまうこともあります。
主婦業はほぼ完璧という旦那さんは別として、旦那さんに必要な物の場所を、何がどこにあるのか伝えておいたり、掃除や洗濯、お料理も一緒にすることで徐々に旦那さんにシフトチェンジしていきましょう。
その方が、里帰り中も旦那さんの為にもなるし、産後もよく動いてくれると思います。
また、産後は子どもの届け出や申請を旦那さんにやってもらうことが必須です。
こちらにも載せていますので、是非参考にしてみてくださいね。
産後1ヶ月はとにかく外出も控えた方が良いので、出生届等の申請関係は全て旦那さんにお任せしましょう。
産休中に、何が必要かなどの書類をまとめて置いてあげられたらベストですね。
子どもの為の教育資金、保険等の見直し
学資保険等は、子どもが生まれたと同時に加入した方がなにかと得が多いです。
色々な種類の保険があるので、学資保険でなくても良いとは思いますが、将来の子どもの為の資金についても、親がしっかりと今のうちから準備しておくことが大切です。
産後に考えても問題はないですが、何度も言いますが産後は子育てに忙しく、ゆっくりと保険会社の人に来てもらって話を聞く時間はありません。
できれば念入りに夫婦でしっかりと話し合った上で加入しましょう。
今ある保険も、見直すことで補償内容がライフスタイルに更に合っているものになったり、保険料を削減できたりする場合があるので、この機会に見直しておきましょう。
産休中にやっておいた方が良いこと
今しかない日々を大切に過ごす
赤ちゃんが生まれるとママ自身がゆっくりと過ごす時間がない為、1人でショッピングへ出かけたり、家でゆっくり読書をしたりと、1人のリラックスタイムを大切にしましょう。
また、旦那さんと二人でしか行けない場所に行くことも大切です。
赤ちゃんは基本、美術館や映画館、カラオケ等には連れて行きにくいです。
今のうちに、二人でしか行けない場所に行って楽しんでおきましょう。
二人でレストランのバイキングを楽しんだり、バーに行くのもオススメです。
妊娠中のお腹の写真を撮っておく
今、マタニティフォトが凄く流行ってますよね。
私の友人も妊娠後期になってお腹が目立ち始めてから撮影する子が多かったです。
ママとパパの思い出にもなるし、赤ちゃん自身も見た時に嬉しくなると思うので、スタジオに行って撮ったり、お家でのんびり撮ったりしてみましょう。
おしゃれな街・スタジオで写真撮影しませんか?『フォトスタジオ マリーマーブル』クリニック、美容院、マツエク等の事前準備をしておく
歯医者さんや皮膚科や外科等のクリニックは、赤ちゃんが生まれるとなかなか行きにくくなるので、出産までに済ませておきましょう。
また、持病のある方は、まとめて薬を多めに貰っていた方が安心です。
ヘアースタイルはお気に入り等があると思いますが、赤ちゃんが生まれたらゆっくりと自分の髪を乾かす暇もありません。
出来るだけスタイリングしやすいヘアースタイルにしてもらいましょう。
マツエク等は、入院中や産後もなかなかバッチリメイクが出来ません。
友人が赤ちゃんを見に来てくれることも想定して、まつエクもできたら良いですよね。
私は臨月の時にマツエクをしましたが、臨月だと色々と心配なことも多いので早めにされていた方がイイかもしれませんね。
ベビー仕様の部屋にする
里帰りから帰ってくると赤ちゃんはどこに寝かせてあげようかなとか、エアコンやカーテン等の埃が溜まりそうな場所を先に掃除しておいてあげるのも大切です。
赤ちゃんは肌が繊細ですから、清潔感のある布団やマットレスを用意してあげましょう。
宅配業者の登録
以下の記事でもお伝えしていますが、出産直後はお買い物に行くことも難しいので、自宅に宅配してもらうサービス等を利用し、自分なりに暮らしやすい生活を心がけましょう。
メリットもデメリットもあるので、よく吟味した上で利用してください。
さいごに
産休中は、楽しいことがいっぱいできますよね!!
ただここで、妊婦さんの心構えとして初めて経験するパパやママに分かっておいていただきたいことがあります。
「産休」は誰しもがとれる「法律」です。
妊娠・出産という経験は女性にしかできない事であり、責任感のある女性は復帰すれば必ず挽回できると思うので、サポート体制の整った環境で、どうか女性に堂々と産休・育休をとり楽しい生活を送って欲しいと思っています。
というのも、仕事中は悪阻などで身体が思い通りにいかないことや、お腹が出てくることで周りに迷惑をかける局面が出てきますよね。
妊娠中に配慮してもらえる理解のある職場であれば問題はないですが、そうでない職場にお勤めの方も多いことでしょう。
誰しもそうですが、出産の時期と育児のある一定期間はどうしても産休を取らなくてはいけませんよね。
どれだけ仕事の責任が重い人でも、業務量が多い人でも関係なく、産休や育休は妊娠した女性にとってはつきものです。(稀に育休は男性がとることもありますね)
また、切迫流産や切迫早産、母体やおなかの赤ちゃんの状態などによって、やむを得ず仕事を中断し、入院を余儀なくされる場合もあります。
私も、そんな友人たちをたくさん見てきました。
仕方のないことですが、休暇をもらう妊婦さんにとってはとても辛い状況です。
会社に迷惑をかけて申し訳ないという気持ちがあるからです。
ご存知かもしれませんが、一般的に「産休」とは、出産予定日前の6週間と、出産の翌日から8週間の期間、休業できるというきまり(法律)です。
会社によっては、特別な連休や有休等と組み合わせ、早めに休ませてもらうという方もいらっしゃいますよね。
そこは上司と要相談ですが、私の個人的な見解としては、妊娠している全ての女性に、決して産休を取ることへの罪悪感を持って欲しくないなぁと思っています。
確かに、今までしていた自分の仕事を他の人に任せること、周りの上司や同僚、先輩後輩等から身体のことでご配慮いただくことこれらは有り難いことでありながら自分自身辛い事だと思います。
でも、すべての妊婦さんが経験することですし、リラックスした状態で出産子育てに励んで欲しいと思うので、堂々と産休と育休をとってくださいね。