2人目の出産って怖いですよね?
1人目の出産を経験済みで2人目の出産を間近に控えている経産婦さんなら、恐怖を感じている人もいらっしゃると思います。
1人目の出産の痛みや陣痛の苦しみを身を持って体験して、流れがわかっているからです。
私は1人目の出産で怖い経験をたくさんしていたので、2人目の出産も尚更恐怖を感じていました。
私は1人目の出産が、3日間の微弱陣痛と戦い、本陣痛~分娩までは18時間で、母子ともに危険な状態になってしまい吸引分娩に至りました。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
なので、2人目は楽に出産できるだろうという期待もありました。
しかし…
実際に出産してみると2人目の方が大変な出産だったのです!!!
出産は個人差が大きいものですが、少しでも多くの女性に「産み慣れ」というのはないということをお伝えしておこうと思います。
私の出産ストーリー
6月10日 12時49分
待望の第二子(娘)を出産しました。
2人目にして3,532g、身長51㎝のベビーでした。(1人目よりなぜか小さい)
出産(6月10日)までの経緯
6月9日
5時 前駆陣痛
12時 妹とランチ
15時 おしるし3回・10分間隔の陣痛
16時 病院に電話
17時 病院到着
18時~21時 5分間隔の強い陣痛くるも2分間隔の陣痛に至らず。
21時~23時 2分間隔の陣痛にするため、5分間隔の強い陣痛の中、ノンストップで死ぬ気で2時間歩く。
24時 陣痛の時間だけが経過し体力を消耗する。
陣痛の間隔が狭まらず、子宮口が1センチ程度のため、「このままではいつ生まれるか分からない」と言われ、翌日の促進剤を
6月10日
8時半 陣痛促進剤開始
11時 分娩準備し、子宮口は10センチ近くになっているにも関わらず、全く破水しないのでいきんでも頭すら出てこない。
意識が朦朧とし、恐怖で過呼吸になり手足と両方の頬がシビれて痙攣しだす。
破水しないのでお腹がパンパンではち切れそうな状態の中、20回以上いきむがまだ出ない。
12時57分 一気に破水し、その後、数回のいきみでようやく出産
このような感じで、今思い出しても『本当に怖かった~』とトラウマになった出産でした。
辛かった出来事
- 7回点滴がささらず8回目にしてようやく刺さり、腕が青あざだら
けでパンパンになったこと。 - 強い陣痛がくるも痛みの間隔が短くならず、陣痛の中ノンストップで2時間歩い
たけど、その甲斐もなく結局陣痛促進剤になったこと。 - 呼吸法を練習していたのに、本番では痛みと恐怖で過呼吸になってしまい、手足と両方の頬っぺたが痺れて痙攣したこと。
- 20回以上いきんでも出ず、破水しなかったため、分別に2時間かかって意識朦
朧となったこと。
このように、トータル22時間のお産で苦しかったこともたくさんありました。
正直、人生で一番肉体的・精神的に辛い経験でした。
主人は立ち会い出産をしてくれましたが、あまりの壮絶さに涙目でブルブル震えていて、絶対に私の顔しか見ないようにしていました。
ただ、私の中にも理性は残っていて、陣痛の時もどんなに辛いことがあってもニコニコ笑顔を忘れずにいると、助産師さんが涙目で「あなたエライね~」と褒めてくれました。
自分の中で『苦しい・痛い』という簡単な言葉で片付けてしまうのが嫌だったのかもしれません。
考察
私の出産体験、いかがでしたでしょうか?
1人目は、恐怖と痛みで失神してしまい、出産時の記憶がとぎれとぎれなのですが、2人目はリアルに全て覚えているので、記憶が鮮明です。
1人目出産時は、赤ちゃんの頭が大きく、呼吸も上手くできずに母子ともに危険な状態になってしまったので、その反省も活かし2人目は赤ちゃんにしっかりと酸素を送ろうと呼吸を頑張りました。
なので、赤ちゃんはお腹の中で元気モリモリな状態でした。
こんなに苦しいなら早く吸引分娩して欲しいなと思ったぐらいです。
トータルで考えても、本当に私は2人目の出産の方が辛かったです。
なので、出産には「産み慣れ」というものはないと私は思っています。
どんな形であれ、出産はいつでも命がけです。
私の友人で、1人目が20分で2人目が10分で出産できたなんて人もいますが、出産は本当に苦しいものです。
私の知り合いの経産婦さんで、3人子どもを生んだけど、3人目が一番苦労した出産だったという人もいます。
今回は私の苦しかった実体験ばかりを書いていますが、出産には個人差があるので、闇雲に怖がる必要はありません。
ただ、「産み慣れはない」ということと、しっかりと出産のための準備をしておくということをお伝えしたいです。
妊娠中から睡眠と栄養をとってしっかりと力を蓄えておいてくださいね♪
あなたの出産が素晴らしい体験となりますように。