あなたは母親学級へ行かれたことはありますか?
初めての出産であれば、母親学級に行かれる方も多いと思います。
母親学級では、子育て支援センターの方のお話を聞くだけでなく、実際に私達プレママに実践する機会を設けてくれます。
私の住んでいる市には、人形を使い、あかちゃんの「オムツの替え方」や「お風呂の入れ方」を練習させてくれました。
そこで今回は、初産婦さんが産後に苦労しない為に、母親学級で実践したオムツ替えと沐浴のポイントを纏めてみますね。
目次
母親学級で教えて貰ったオムツ替えのポイント
①新しいオムツは古いオムツの下に敷く
事前に下に替えのオムツを敷いておけば、古いオムツを丸めるだけで、そのまま付けられます。
新生児はみんな新生児用のオムツ(テープタイプ)から始めるので、パンツタイプと違って広げて下に敷くことができます。
古いオムツを丸めるポイント!
使ったおしりふきをオムツの中に入れ、汚れている部分を内側にして手前から丸め、最後に両サイドのテープで止めましょう。
②赤ちゃんを持ち上げる時はお尻付近を持つ
足首を持つと、フワフワと柔らかい赤ちゃんは脱臼してしまいます。
出来るだけ太ももの方を持ち上体を上げましょう。
新生児はそこまで暴れることはないので、優しく持ってあげましょう。
③お尻を拭く時は前から後ろへ拭く
大人も同じですが、後ろから前へ拭けばばい菌が入ってしまいます。
お尻のばい菌が前に来ないよう、前から後ろへ拭いてあげましょう。
先にティッシュペーパーで拭いてからおしりふきを使ったり、水を霧吹きのようなものでスプレーしてから拭くと摩擦も少なく済むし綺麗にとれます。
④女の子は後ろ側、男の子は手前側にオムツを敷く
女の子は後ろの方まで汚れていることが多く、また男の子はオムツ替えの最中に開放的になると周りを汚すことがあります。
もし途中で誰かが来たり電話がかかってきたりと、長時間何か別の事をしないといけなくなった際は、一旦オムツを戻して押さえてから、オムツの敷く位置を考え、再度替えるようにしましょう。
⑤フィット感やギャザーをチェックする
最後にオムツのフィット感は大体指1本が入る程度にし、漏れ防止のため、足回りの股ぐり部分のギャザーが外側に出ているか確認します。
よくやらかしてしまうのが、どちらかのサイドに漏れてしまうことです。
母乳やミルクを飲む赤ちゃんは水分量も多い為、頻繁に漏らしやすいですが、ギャザーをしっかりと立てている場合は、漏れにくいように作られているので、漏れ防止になります。
私は子どもが新生児の頃から今でのずっとパンパースですが、パンパースは肌触りも柔らかだし漏れにくいですよ^^♪
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沐浴のポイント
①沐浴に必要な物を近くに用意する
用意するもの
- ベビーシャンプー
- ベビーソープ(沐浴剤)
- ガーゼ
- バスタオル(赤ちゃん用の綿タオルが望ましい)
- 温度計(適温のお湯が入れられるなら不要)
- 大きめの沐浴布(なければガーゼでも対応可)
- 洗面器(できれば取っ手がついた小さめのもの)
季節にもよりますが、真冬は寒いので、部屋を充分に暖めてから脱がせましょう。
下から、上着(ロンパース等)→肌着とオムツ→バスタオルの順に敷いておけば、バスタオルで身体を拭いてからオムツと服をそのまま着せるだけなので便利です。
②沐浴布で赤ちゃんを包みながら洗う
新生児の赤ちゃんはまだ目が見えていない為、何をされているかもよくわかっていません。
抱っこして急に部屋から移動させたり、脱がせてすぐにお湯の中に浸けたりすると赤ちゃんがお風呂を怖がってしまう事が多いです。
赤ちゃんに優しく声かけしながら、バスタオルでくるんで移動させたり、身体を全部お湯に浸ける前にかけ湯をしてあげたり、ガーゼや沐浴布をお腹にかけながら洗ってあげると赤ちゃんも安心し、ママもやりやすいです。
お湯に入れる際は、足からゆっくりと入れてあげましょう。
利き手は赤ちゃんの身体を洗うので、利き手と反対の手で赤ちゃんの身体をしっかりと支えてあげましょう。
家族の助けが得られる場合は、慣れるまで赤ちゃんを支えて貰うのも良いと思います。
ちなみに我が家は、慣れないうちは主人と2人で支える側と洗う側に分かれて役割分担しながらやっていましたよ♪
③手早く清潔に順番を守って洗う
ママがアタフタしていたのでは、赤ちゃんが風邪をひいてしまうので、一連の流れを事前に何度か練習し、手早く、細かい所まで清潔にしてあげましょう。
お湯の温度が熱すぎたり、長風呂で湯冷めしてしまったりというようなことは赤ちゃんにとってはNGです。
お湯の温度は大体38度前後が適温と言われています。
月齢がもう少し経ってきたら、冬場は寒いのでお湯の温度を調整してしっかりと温めてあげましょう。
浴室、キッチンの洗い場、リビング、ダイニングテーブルの上など、色々な場所であげると思いますが、出来るだけ赤ちゃんが過ごしやすい暖かい部屋で入れてあげてくださいね。
洗う順番は顔→頭(髪の毛)→腕→お腹→背中→下半身の順に優しく洗います。
赤ちゃんの小さな顔は大人の手では洗いにくいので、ガーゼを濡らして優しくふき取るように洗ってあげてください。
乳児湿疹が出ている時期でもあるので、ベビーソープを泡立てて優しく洗ってあげてもいいでしょう。
また、お腹の周りは「の」の字を書くように優しく洗い、耳のうしろ、首の曲げる部分のしわ、脇の下は特に丁寧に洗ってあげてください。
頭を洗った後は湯冷めしないように、髪の毛の水分をガーゼで拭いてあげましょう。
赤ちゃんによってはしっかりと毛が生えている子もいるので、ドライヤーを遠くから「弱」にしてかけて乾かしてあげても良いでしょう。
リッチェルの「ベビーバス」は、空気を簡単に抜くことができて折りたたみが可能なので、コンパクトで持ち運びが便利だったので、旅行先や帰省先などでも使いやすかったです。
まとめ
以上がオムツ替えと沐浴のポイントです。
今はネットや子育て情報誌、育児本など、情報の豊富な時代ですから、知ってることも多いと思いますが、知識として知っているのと、実際にやったことがあるのとでは違います。
自分が妊娠中に行ってみて思ったことですが、オムツ替えや沐浴の練習というのは、事前にやっておいて間違いないと感じます。
私が経験した母親学級の実践練習では、近い妊娠月齢の方が集まり、チームごとに分かれ、みんなで相談し合いながら、まずはお手本なしに沐浴をやってみました。
その時、同じチームのママが、「出産する病院によっては、入院中にDVDを観るだけで全く練習できず、退院後に自分1人で赤ちゃんをお風呂に入れないといけない事があるよ」と教えてくれたので、みんなでしっかりと練習しておこうということになりました。
みんな初産婦さんということもあり、オムツ替えも沐浴もしたことのない方ばかりでした。とても楽しかったですが、みんなで試行錯誤しながら行ったわりには細かなことが全然できておらず、今考えると非常に時間がかかったと思います。
オムツ替えと沐浴は、簡単そうに見えて実は奥が深いのです。
新米ママさんは試行錯誤しながら奮闘されると思いますが、パパのサポートも得ながら一緒に頑張っていきましょう。