会社員として自分は向いていない、サラリーマンが辛いと感じている人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私もそうだったので、会社員として働いていた頃は結構悩みすぎて、ストレスが多くしんどい日々を送りました。
今回は、会社員に向いてなくて辛いと感じているあなたに私自身の体験談も含めて、ひとつの選択肢として、もっと楽に生きる生き方をご紹介できればと思います。
目次
会社員として向いていない人とは?
社風やルールに馴染めない人
「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、会社員である限り会社のルールは徹底しなくてはなりません。
会社の企業理念がどうしても好きになれなかったり、決められた規則に負担を感じる人はその会社にいるのは辛いと感じます。
私の知人で愛社精神が一切なく、会社の規則を無視し続けた人がいましたが、やはり「組織では働きにくい」と言って辞めていきました。
会社によっては風通しが悪い環境や上下関係が異常に厳しいスポーツマンタイプのような会社もあるので、その社風によってもその人に合うか合わないかは変わってくると思います。
協調性に欠ける人
会社というのは従順で協調性のある人間を好みます。
組織で働いていくのだから、ある程度の素直さや協調性がないと働きにくいです。
全部が全部、人と合わせる必要もないと思いますが、「毎回会議に参加しない」とか、「みんなでひとつのプロジェクトを作り上げることが一緒にできない」などとなると相当嫌われます。
大きな組織になればなるほど個性を出しにくいので、同僚と力を合わせてやっていくということができない人は難しいでしょう。
雑務や無駄なことに耐えられない人
会社は本当に形式的なことが多く、雑務や無駄なことも多々あります。
例えば、上司にハンコを貰うという風習も古風で形式的な日本の会社の仕組みのひとつです。
どれだけ至急案件だったとしても、この権限はこの上司にしかないので上司の帰りを待たないといけないとか、電話で上司に承認を得るだけではダメとか、わりと融通が効かないことも多いので、そういった非効率なことに耐えられない人は会社員として働くのはストレスまみれだと思います。
上司から指示されたくない人
これは結構致命的な要素ではありますが、人から指示されるのが嫌いな人は会社員としては随分難しいです。
”自分で考えたことを自分の意思でやりたい”と考えている人は多いと思いますが、会社は上司や先輩の指示を部下や後輩が忠実に守ることによって回っていきます。
どれだけ自分では「そうしたくない」と感じていても「そうしなくてはならない」のです。
それが会社としての意向だからです。
私自身、上司に「嫌です、自分の考えとは違うのでやりたくありません」と言ったこともあったのですが、やはり通りませんでした。
会社としての立場もあるので、自分の想いだけではどうにもならないというのが会社員の辛いところですよね。
集団行動が苦手な人
たくさんの人と同じ目標や目的を持って仕事をしていくというのができない人は会社員は向いてません。
自分にいくらスキルがあっても、他の同僚で遅れている人がいれば指導しなくてはならないし、みんな共に同じように学んでいく必要があるからです。
人と足並みをそろえることができず自分の好き勝手にしていたのでは会社は成り立たないので、そういう人は上司から指摘を受けると思います。
理不尽な要求を飲めず妥協できない人
会社は理不尽なことだらけです。
- お給料が今の自分の仕事に見合ったものではない
- 気分屋の浮き沈みが激しい上司に理不尽なことを指示される
- 会議で「意見を出せ」と言われるものの、取り入れて貰えない
また、社内だけでなくお客様との対応についても、理不尽だなと感じることはたくさんあると思います。
会社で働くとは、そんな理不尽な環境にも日々我慢しながら働く必要があるのです。
良識のある上司に恵まれると良いですが、勝手気ままな自己中上司だと辛いだけですよね。
接待が辛い人
取引先との飲み会の接待、上司へのゴルフ接待など、相手に対しておもてなしをしたり振る舞ったりすることが辛いと感じる人はサラリーマンとして向いていないでしょう。
私は取引先とのゴルフ接待が苦痛で堪りませんでしたが、担当者である限り避けられないことでもあったので、渋々参加していました。
でも、やはりお酒を飲んでいる男性のお客様が多くいる環境で女性が接待というのは色々と辛いこともあったので、男性社員に変わってもらいました。
自己顕示欲が強い人
社内で自分の存在を強くアピールしたい人は、あまり好かれない傾向があります。
「自分は人よりも優れている」ということを感じたいが為に、自分や他人の地位を気にしすぎてしまうタイプの人もいれば、「自分は特別な存在で、他にはいない」とアピールしたいタイプの人もいます。
また、自己顕示欲は育ってきた環境にもよる場合があります。
- あまり親から構って貰えず育ってきた
- 親からチヤホヤされて育ってきた
この2つは正反対のタイプですが、どちらも自己顕示欲が強くなると考えています。
①前者は、私自身の話です。
私は双子で育ったこともあり、いつも2人セットでした。
幼い頃から親に対して「自分だけを見て欲しい」といつも感じており、その感情は私も妹も同じでした。
だからこそ、「私を妹をセットじゃなくて1人の人間として見て欲しい」とか「自分にだけにしかない何かを見つけたい」などという感情が人よりも強く、自己顕示欲が強くなっていったのかもしれません。
②一方で後者の親からチヤホヤされて育ってきた人は、「自分は親からいつも凄いね、可愛いね、何でもできるね」と言われて褒められまくっていたのに、社会に出ると「何故こんなにチヤホヤしてくれないのだ!?」と不満が募り、自己顕示欲が強くなっていく傾向があります。
なので、幼少期に育ってきた環境による要因も大きいのかもしれませんね。
だからこそ自己顕示欲が強い人は、自分という人間をしっかりと見てもらう為に、会社員より個人でビジネスをしていく方が向いていると思います。
自由を大事にしたい人
自由を好む人は会社員としては働きにくいです。
例えば「残業したくない」とか「お昼も集団でご飯を食べるのではなく好きな時に1人で食べたい」とか、「同僚と一緒にプロジェクトをしたくない」などと、自分で働き方や生活の仕方をカスタマイズしたい人は会社員ではなく個人事業主向きです。
会社員は、組織という大きな枠組みの中で、自分の自由を押し殺して働かないといけない場所です。
当たり前のことですが、「今日は定時で帰りたいから」とすぐに帰れる環境でもないし、お昼は1人でゆっくりと食べたいと思っていても、上司や先輩とご飯を食べないといけない状況だったりすることも多々あります。
なので自分の自由を大事にしたい人には会社員は向いていませんね。
大多数とは違った生き方をしてみよう
一般的には、会社員として会社に雇用されながら働いているサラリーマンや事務員の方がほとんどだと思いますが、一方で大多数とは違った生き方を選択する人もいます。
「サラリーマンでいることがしんどい」とか「自分1人で試行錯誤しながら働いていきたい」などと考える人は、会社員とは違う生き方を選択しています。
会社だけに囚われず副業してみる
お給料は仕事に見合った分だけ貰えていないから不満はあるけど、すぐに退職するのは不安とか退職する勇気がない人は、「仕事をしながら副業する」というのもひとつです。
その会社で一生身を粉にして働いて貢献していくという覚悟がある人なら別ですが、そんな人でもない限り、会社に囚われた生き方はせず、副業という選択肢を持つことで心が楽に生きられることもあります。
お給料以外に安定した収入が入ってくると精神的にも負担は軽くなります。
副業の種類
アルバイト
土日は通常のアルバイトでも可能ですが、平日となると日中は本業があるため、会社から帰ってきてからの仕事となります。
なので、「深夜に営業している飲食店やカラオケ」という肉体的な仕事を副業として選ぶ人も中にはいるようです。
他には「家庭教師や個別指導塾」などで教師として単発的に副業する人もいます。
YouTuber
YouTuberはサラリーマンをしながらでも動画投稿することで稼ぐことができるし、実際にサラリーマン兼YouTuberの方は多いと思います。
YouTubeでも収入を得ることができるので、立派な副業ですよね。
ブログアフィリエイト
副業の中には、外に出て働く仕事だけではなくて、自宅でできる”ブログアフィリエイト”という選択肢もあります。
ブログを書くことで広告収入を得たり、ブログ上で商品やサービスを販売するビジネスのことです。
仕事をしながら副業でブログを始めた結果、ブログから毎月数十万円の安定した報酬を得ることができ、会社を退職してフリーランスになった人も大勢います。
ブログアフィリエイトの仕組みについては、この記事をご参考にしてみてくださいね。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、ブログアフィリエイトのようなブログ記事を書いて収入を得る仕組みと似ているものではあるのですが、インターネット上にある多くの仕事を見つけ、自分がやってみたいと思う仕事を受注して発注者の言われた通りにコンテンツを作る作業です。
こちらも自宅で稼げて、すぐに報酬が貰えるので初心者にはオススメです。
サラリーマンから脱出してやってみる
会社を退職し、サラリーマンからフリーランスになったり起業して法人化したりするのもひとつの生き方です。
もともと会社員に向いていない考え方の人は、サラリーマンから脱出することでとてもイキイキと働けるようになったという人も多いです。
会社から雇用されることはなくなり、1人で自分の好きに働くことができるので拘束されるものがないからです。
最初は副業から始めて、ビジネスが軌道に乗ってきたら退職してフリーランスになったり起業したりする男性や女性もいます。
専業主婦などは、まず個人事業主になることから始めてビジネスを開始する人もいます。
個人事業を開業し、フリーランスとして活動するだけであれば、開業に関する書類の提出だけで手続きの費用は不要です。
なので個人事業主として新しい人生を歩まれる人は多くいらっしゃいます。
特に、先程挙げた「ブログアフィリエイト」については、フリーランスとして活躍されていたり起業家の人も多いビジネスです。
それは、やはりブログアフィリエイトのビジネスはメリットが多いからです。
- 設備投資や仕入れ費用が不要
- 在庫を抱えるリスクがない
- 好きな時間に好きなだけ作業が可能
- 収入に上限額がない
これだと初期投資もなく起業ができ、大きなリスクも抱える心配もなく、自分の好きにカスタマイズできて大きく稼げる仕事なので、多くの人から選ばれる理由がわかりますよね。
サラリーマンから脱出することで、自分の働き方に合わないストレスから解放され、サラリーマン時代よりもたくさんの収入を得て、今ではとても幸せになっている人がいるというのも事実なので、あなたも是非自分の働き方について今一度見つめ直してみてくださいね。
サラリーマンに向いてない辛い人へ、会社員を辞めて生きるのもひとつの道まとめ
会社員として向いていない辛い人にはどんな人かという話や、大多数の人とは違った生き方を選択している人もいるという話についてお伝えしてきました。
あなたの人生を決めるのはあなた次第なので、この記事を見て「絶対こうしなければならない」とか「こうすれば絶対に成功する」というものでもないし、”正解”というのもありません。
ただ、「大多数とは違った生き方もあるという事実」を選択肢のひとつとして持ちながら仕事をすることで、少しでもあなたの生き方が楽になればとても嬉しいです。
私は働き方について他にも色々と発信していますので、もしご興味を持たれましたら、他の記事も見ていただければとても嬉しいです。