出産後に、腰や膝が痛くなった経験はありますか?
普段から整形外科や接骨院に行き慣れている方もいるかもしれませんが、妊娠中は通っていないという方がほとんどではないでしょうか。
産後は、赤ちゃんを抱っこするということもあり、思っている以上に足腰に負担がかかります。
私自身の話になりますが、私は産後に辛い思いをし、治療してもらう場所はきちんと下調べをした上で考えないといけないなぁと後悔した衝撃の体験談があるので、それを踏まえてお話させていただこうと思います。
目次
整形外科での出来事
私は産後ちょっと経った頃、日頃の子どもの抱っこで膝や腰が痛く、ズキズキがどうにも我慢出来なくなってしまい、両親に少しだけ子どもを預けて近所の整形外科へ行くことにしました。
なにをするにもまず痛い場合は「病院」というのが念頭にあったからです。
そしてそこで、私は痛み以上にモヤモヤする辛い思いをすることになります。
~病院での医師と私の会話~
医師:「今日はどうされましたか?」
私:「3ヶ月前に出産したのですが、毎日赤ちゃんを抱っこしていて、腰や膝を痛めてしまいました」
医師:「ほんとにそれで痛めたと思ってんの?」
私:「えっ⁇⁇」
医師:「抱っこで痛めたと思ってんの?」
私:「じゃあこの痛みの原因は何ですか?」
医師:「母乳あげるから栄養が足りないんでしょ、泣くからって母乳あげてあげてしてるんでしょう。」
私:「・・・・。」
医師:「抱っこで痛くなりません。食べないと治りません、それはあなたの知識不足!」
私:「私、いっぱい食べてます。」
医師:「もっと食べないとダメ、骨粗鬆症になりかけてる。産婦人科はそういうことを妊婦に教えないからな~。」
私:「こ、骨粗鬆症ですか⁉︎」
医師:「そう。こんな3ヶ月で痛い言ってたら、赤ちゃんもっと重くなるのに先が思いやられるわ、小学生の30Kgになっても抱っこするよ。そんな状態でやっていける?」
私:「でも腰も膝も痛いんです、電気治療とかで痛みを取り除いて頂けませんか?」
医師:「あなたそんな事したい?ここ来る前にやるべきことがあるだろう、こんなの病院来たところで治りません。それにそんな小さい赤ちゃんいて病院通えるの?」
私:「・・・・。」
医師:「はい、お帰りください~(笑)」
こんな感じで私の初めての診察は終わりました…。
これが当時の私と男性医師の会話です。
あなたはどう思われるでしょうか…。
【クーポン配布中】円座クッション 産後 痔 腰痛 クッション 骨盤 クッション 痛み対策 手術後 妊婦 出産 マタニティ 出産ギフト 丸型 姿勢矯正 骨盤矯正 オフィス 送料無料 メール便配送不可
|
とにかく医師の言われた通りにやってみた結果・・・
私はその時、腰の痛みよりも心の方が痛かったように感じました。
確かに母乳で栄養が取られるからカルシウム不足になっているのかもしれません。
そういった事に関する私の知識不足もあるのかもしれません。
しかし、言い方があるでしょうし、吐き捨てるように冷たく言われてしまった事にとても辛い思いをしました。
私としては、医師に電気治療や痛みを緩和する診断をしてもらえると期待していたのですが、残念ながら痛い箇所すら、「どの部分ですか?」と聞いてもらうことはありませんでした。
その後、私は医師に言われた通り、兎にも角にもまず牛乳を大量に飲みました。
あまり好きではなく、普段あまり飲まないのでキツかったですが、骨粗鬆症のなりかけと診断され、怖かったのもあって1日700㎖程度飲むようにしていました。
しかし、10日経っても1ヶ月経っても私の足腰は治ることはありませんでした。
日が経つにつれて猛烈に痛みが増し、歩くこともままならなくなりました。
そしてついに、物を取ろうと腰を捻った際、「グキっ」とやってしまいました。
もう痛みで辛くて辛くて涙が出ました。
ギックリ腰になり整骨院へ
そして急遽、親に子どもの世話を頼み、私は整骨院に行きました。
整骨院の先生に話をすると、とても驚いており、我慢せずどうしてもっと早くここに来なかったのかと言われました。
「牛乳を飲むだけで痛みが緩和されるはずがない」と笑われました。
数か月通うことになりましたが、今では当時の痛みもとれ、比較的楽に抱っこできています。
ただ、腰痛は慢性的なものもあり、再び痛み出すことも多いので、今でもたまに通っています。
その整骨院は子連れでも行く事ができ、診察中に他の患者さんや先生が子どもの面倒を診てくださるので、アットホームでとても助かっています。
【堂々の1位獲得】腰痛ベルト 腰用ベルト 腰痛 コルセット 骨盤ベルト 骨盤コルセット 腰ベルト 腰コルセット 腰サポーター 大きいサイズ 二段式調整 男女兼用 骨盤補正
|
治療する場所は選びましょう
あなたも腰痛になった場合は、治療する場所はしっかりと選んでください。
なにも、整形外科を否定しているわけではありません。
今回私は辛い思いをしましたが、きちんと症状に合わせて優しくアドバイスをくれたり、痛みを緩和する治療をしてくれる病院も勿論たくさんあると思います。
痛みがある場合は、まずは病院!という根本的な考え方は変えないでください!!
もし、産後に足腰が痛くなってきた方は、病院へ行く前に、産後からカルシウムやミネラルを補給して防止して欲しいと思います。
カルシウムは、牛乳、乳製品、小魚、大豆、海藻等に含まれています。
しっかりとバランス良く摂ってくださいね。
そして行く際には、自分はどこが痛いのか、どうして欲しいのかを明確にしましょう。
痛い場合は病院ですが、マッサージしたい、骨盤矯正したい、リラックスしたい、腰回りの筋肉をほぐして欲しい等、症状によっても行く場所は違ってきます。
その上で、口コミや近所の方に聞くなどして、どの病院へ行くかを決めましょう。
産後の腰痛で私のように苦しんでほしくないので、事前にリサーチしておかれるのも良いかもしれません。
【余談】妊娠中、臨月までマッサージしてくれた最高のお店
出産前に、パンパンになった腰をほぐしに行ったマタニティマッサージで最高のお店がありました。
臨月手前でマッサージしてくれるのは凄くないでしょうか?
妊娠後期になると、大抵どこへ行っても断られることが多いのですが、そのお店は、妊娠初期から出産予定日までいつ来ても良いマッサージ店です。
そこの店主が、「妊婦さんこそ身体が辛いはずだからマッサージが必要だ」という考えの方で、とても親切で上手でした。
もちろん、国家資格を取得しており、ちゃんとした知識、技術、経験があるベテラン鍼灸マッサージ師さんです。
そもそも妊婦さん自体NGなお店もあれば、安定期に入れば可能で、妊娠後期になればまたマッサージできなくなるという場所もあります。
しかも妊婦さんのために設備が整っており、横向きになっても、特殊なクッションを下に敷いて使うので、無理なく安全にマッサージを受けることが出来ます。
抱き枕もとても清潔で気持ちが良かったです。
腰はマッサージ師誰もが嫌がる場所ですが、そこはきちんとお腹周りでもほぐしてくれました。
足の浮腫みや、よくつることを伝えれば、念入りにマッサージしてくれます。
クイックマッサージ店などでは、値段が安いというメリットもありますが、マッサージ師において資格がなく、僅かな期間の研修で施術している方が多い為、基本的な解剖学的知識は持ち合わせていないということが多いそうです。
その為にマッサージを断られることが多いんですよね。
でも、「きちんとした知識のもと安全にマッサージしていれば、妊婦さんに何かあったなんて一度もないよ」と仰っていました!
本当にお金を払う価値があるマッサージ店だったと思います。
出産予定日付近になっても何度も来るお客さんがいると聞いてそれは流石に驚きでしたが、それほど顧客満足度の高いマッサージ店でした。
まとめ
いかがでしたか?
私は口コミも調べずただ近いというだけで選んだので、運悪く衝撃的な整形外科に行ってしまいましたが、あなたにはそんな経験して欲しくありません。
病院でもマッサージでも、患者さん(お客様)の気持ちに寄り添い、今の状況を把握した上で、相手のために価値を提供することが大事ですよね。
あなたにも、お気に入りの病院やサロン等が必ず見つかりますように。