私は妊娠中、結婚式にお呼ばれされ、出席した経験があります。
今回はその時の体験談をもとに、妊婦さんの結婚式に出席した経験談と注意事項を詳しくお伝えしていきたいと思います。
目次
妊婦さんが結婚式にお呼ばれされたらどうする?
妊婦さんが結婚式にお呼ばれされたらまずすることは、産院のお医者さんに聞くことです。
行きたいと思う気持ちはあっても、もし身体に負担がかかるような状態では母子ともに危険になる可能性があるからです。
まず結婚式に参列しても大丈夫か相談してみましょう。
もし、結婚式にお呼ばれされた日が、妊娠5~7カ月頃の安定期であれば、出席できる確率が高まるし、妊婦さんもお料理なども楽しめるかもしれません。
仮に、体調が良くても、海外挙式で飛行機に乗らなければならないとか、国内であっても飛行機と新幹線で移動しなくてはならないということも考えられるので、場所も事前にお医者さんに伝えておいた方が良いでしょう。
結婚式の注意事項
結婚式は、事前に妊婦が参列する旨を伝えてもらっておけば、式場スタッフの方々から色々と気遣っていただけます。
ですが妊婦さんは疲れやすいですから、周りに気を遣ってもらうだけでなく、自分でも注意して行動する必要がありますよね。
座席は人通りの少ない場所で入口付近を選択
妊娠月齢にもよりけりですが、妊婦さんは立ったり座ったりがなかなかしづらく、人が通る度に椅子を引いたり出したりするのも大変な作業なので、人があまり通らない端の壁側がベストです。
また、出来ればトイレが近いので、何度も行けるように入口付近の席が便利です。
あらかじめトイレの位置も把握しておきましょう。
友人関係にもよりますが、色々と注文を言い易い友人であれば、招待された時点で席次を相談してみてはいかがでしょうか。
エアコン近くは避けてもらう
上記と同じ席次についてですが、エアコンは夏場は冷えすぎ、冬場は直接当たるとのぼせて顔が火照ってしまうので、暑すぎず寒すぎずエアコンからの適度な距離がベストです。
通路側やエアコン側を避けると座席が非常に限られてしまうかもしれませんが、時と場合に応じて何処に座らせていただくのが一番良いのか自分の中で優先順位を決めましょう。
(新婦さんの考えや都合もあると思うので、あまり主張しすぎないようにして下さい。)
膝掛け、クッションを用意してもらう
上記でも述べたように、エアコンで妊婦さんが身体を冷やすことはNGです。
長時間座る際にはお腹や腰も痛いと思うので、座席につく前にご配慮いただけるよう、ひざ掛け(ブランケット)やクッションを友人に頼んでおきましょう。
サービスが充実している式場も増えてきたので、妊婦であることを伝えておくだけで用意してくれている式場もあります。
なければ着席前にスタッフさんに申し出ましょう。
生もの、お肉にはしっかり火を通してもらう
前回、生ものは食べない(生野菜は除く)ということを述べましたが、結婚式の場でも出来るだけ控えた方が良いので、お刺身はしっかりと火を通してもらい、お肉もウェルダンで注文しましょう。
お肉については、その場で焼き加減を聞かれるか、事前にシェフに話が通してあるかです。
周りの人が来るより先に、自分の所にしっかりと焼いたお肉を持ってきてくれるパターンもあります。
休憩場所を確認しておく
妊婦さんは急に気持ちが悪くなったりしんどくなったりする場合が多いので、披露宴とは別の所に休憩場所があればそこで休ませていただきましょう。
決して気を遣わず、無理をせず、気持ち悪くなればすぐに式場スタッフを呼びましょう。
妊娠後期の方や臨月でどうしても参列しないといけない方は尚更注意しましょう。
悪阻の最中の妊婦さんにおいては、人が集まる香りの強い場所でもある為、事前にハンカチやガーゼに慣れた香りを染み込ませて気持ちを鎮めておくのもひとつです。
結婚式場には、プロのスタッフもおり、充実した豊富なサービスがあります。
マタニティでも気持ちの良い結婚式だったと感じていただきたいので、招待された段階で、事前に友人を通じて式場と上記のようなことを相談し決めてくださいね。
妊婦さんが結婚式にお呼ばれされたら?私の経験談と注意事項まとめ
結婚式ももちろんですが、人が生活する上で冠婚葬祭はつきものです。
妊娠中であっても予定が入る可能性はあります。
結婚式は日取りがある程度前から決まっていますが、お葬式については、いつ起こるかわかりません。
妊娠中でも準備しておくことに越したことはありません。
様々な意見があるとは思いますが、もし妊娠中に同じような境遇になった方は、是非こちらも参考にしてみてくださいね。