誰でも自分に自信をなくしてしまうことはありますよね。
これをご覧になっているあなたは、もしかしたら今、自信を喪失中でしょうか?
私はよく自分に自信をなくす方だったので、自分に対して落ち込んだり自分を認められないことはよくありました。
でも、もし今あなたが自分に自信をなくしてしまっているとしたら、それはとても勿体ないことです。
なぜかというと、決められた人生の中で同じ1日を過ごすのに、「自分に自信がなくおどおどする1日」と、「自分に自信をもって堂々と過ごせる1日」とでは、楽しさも吸収できることも違ってくると思うからです。
今回は、私が体験したことと、実際に努力していた方法も含めてあなたにお伝えしようと思います。
目次
自信をなくすとどうなるか
自分に自信がなくなると、相手や周りに対して自分の意見を伝えることが出来なくなります。
私は前職で働いている時期、周りから意見を求められることが多かったのですが、自分に自信がないため上手に自分の意見を伝えることが出来ませんでした。
自信がない為に周りがどう感じているかが凄く気になり、周りがボールを投げてくれても上手く投げ返すことが出来ずに、いつもおどおどしていました。
自信のない発言は声も小さくなるし、根拠も説得力にも欠け、周りは聞いていて楽しくありませんよね。
なにより一番、自分で自分の考えが嫌になってきてしまうのです。
そうなると、周りは「もうボールを投げるのはやめよう」とか、「意見を聞いても前向きな回答が返ってこないから面白くない」といった気持ちになるでしょう。
でも、間違っていてもい良いんだと思います。
間違いに気づいた時、修正すれば終わりですから。
それよりも、とにかく「自分の考えや意思に自信を持つ」ということが一番大切だと思います。
では、「無くしてしまった自信を取り戻した私の方法」をお伝えします。
自信を取り戻す方法
自分のコンプレックスを客観的に見たり、人に言ってみる
もちろんあなたは自分のコンプレックスってありますよね?
自分のコンプレックスがない人はおそらくほとんどいないんじゃないかと思います。
- 顔の悩み
- 身体の悩み
- 心の悩み
- 生まれもった環境の悩み
誰も人それぞれ悩んでいることはあると思います。
私には色々なコンプレックスがあります。
でも、私だからこそ私のコンプレックスが見え、あなただからこそあなたにはそのコンプレックスを感じると思うのです。
要は、「相手は自分ほど気にはしていない」ということです。
例えば、あなたが「背が低い」と容姿のコンプレックスがあるとしましょう。
あなたは、「背が低いことが恥ずかしくて、高くなりたいと常に思っているし、悔しい思いもしたことがある…」
ただ、それは人からしたら別にどうでもいいことですよね。
だって自分のことではないからです。
あなたの背が低いからといって、周りはあなたを否定するでしょうか?
あなたが女性であれば「背が低い人が好み」という男性もたくさんいますし、男性であれば「背が低い人は器が大きい」と言われていることも聞いたことがあります。
結局何が言いたいのかというと、否定しているのは紛れもない自分自身なんです。
だから、相手の立場から自分自身を客観的に見てみましょう。
そうすると、自分が案外良い人間だと思えるかもしれません。
そして、もし人に言えるコンプレックスなのであれば、公言してしまいましょう。
一度言ってしまったら、それはもうコンプレックスではなくなる場合があります。
勇気のいることかもしれませんが、是非一度試してみてくださいね。
できることを紙に書いて明確にする
もし、あなたの行いがあなた自身で自信が持てない時は、「できることを紙に書いて明確にする」ことをオススメします。
私は、「これまでの人生の中でできたこと」を書いていくページと、「これからやっていくことでできたこと」を書いていくページに分けていました。
「これまでの人生の中でできたこと」は、過去の自分を子どもの頃までさかのぼり、どんな些細なことでも良いので思い出しながら書いていきます。
私の場合は、例えばこんな感じです。
- 「幼稚園の頃の発表会で主役に選ばれた」
- 「中学校のクラブ活動で県大会に出られた」
- 「高校の水泳大会で泳げないのに遠泳に挑戦して達成できた」
こんな感じのことを書き、自己肯定感を高めていきます。
そして今後やっていく中でできる目標は…
- 「明日は朝いつもより1時間早く起きてみる」
- 「日経新聞を今日はじっくりくまなく見る」
などと、簡単なことをひとつずつ達成させていきます。
それができてきたら、少し高めの目標設定をします。
- 「資格をとってみる」
- 「自分で企画して周りに提案してみる」
こんな感じです。
そして、「これはできた」とか「これはできなかったから次回またチャレンジしてみよう」とかと自分を分析していくのです。
この時にポイントなのが、あまりに高い目標を掲げすぎて、逆に自分で自分の自信を消失しないようにしましょう。
あくまで、自信を持つための方法なので、乗り越えられて自信がつくぐらいのレベルでの目標設定をしてくださいね。
私は小さなことでも、自分で目標を決めて達成するを何度も繰り返していくうちに、自然とできることが増えていって自信がつきましたよ。
他人と比較するのをやめる
これは、私が一番やめた方が良いと思うことです。
自分と他人とを比較したところで、何も良いことなんてありません。
「私」は「私」、「あなた」は「あなた」ですから。
「私」は「あなた」にはなれないし、「あなた」も「私」にはなれない。
人は色々な人がいるから社会が成り立つし、楽しいのかもしれませんね。
「他人は○○ができるのに私はどうして○○ができないんだろう・・・」と落ち込む暇があったら、自分は「○○ができる」「○○だけは誰にも負けない」とかそういったことに考え方を変える方が自分に自信が持てます。
あなたは「Aさんの○○が羨ましい」と思っていても、Aさんからしたら「あなたの○○が羨ましい」と思われている可能性もあります。
だから、他人と比べるのはやっぱりナンセンスですよね。
それよりも、自分を認めてあげ「わがまま」に生きた方が良いと思います。
「ワガママ」ではなくて、「我がまま」の方です。
他人と比べず、自分は自分のままで、自分らしく生きた方が人生は何十倍も楽しいんではないでしょうか。
自分が好きになっていく
私は、落ち込んだり自信がなくなった時はこれらのことを何度も繰り返し、自分に自信を持つよう努力してきました。
自分の悪い部分やできない部分だけに焦点を当てて考えるのではなく、自分を褒めて褒めて褒めまくって自分の良さを再確認する作業をすることで、「案外自分って良い奴じゃん、こんなこともできるんだ。」と感じることもできます。
自分が自分のことを好きになると、人はその人に魅力を感じ、その人のことが好きになります。
自分を許せるからこそ人も許せるのだと思うので、自分が自分のことを好きになれば、他人を羨むのではなく好きになれるはずです。
まとめ
あなたはちょっと自分を好きになれそうですか?
少し自分を好きになるだけで、見える世界が違ってきます!
こんなに自信をなくしてきた私が言うのだから、間違いありません。
是非これらのことをやってみて、自分に自信を取り戻してくださいね。