出産間近ってどのように過ごされますか?
色々とソワソワしたりドキドキしたりしますよね?
経産婦さんは、上の子の子育てもあるので慣れているかもしれませんが、初産婦さんとなるとソワソワしたりいつ生まれるのか気になったりする人もいるのではないでしょうか?
私も1人目を妊娠中の頃は、ドキドキして毎日のようにスマホでググったり出産のYouTubeを見たりしていました。
そこで今回は、出産間近の妊婦さんの過ごし方や注意点等を、「事前にやっておくこと3つ」として、自分の実体験をもとに纏めてみました。
あくまで一例としてご参考にしていただければ嬉しいです。
出産間近の妊婦さんの過ごし方
事前にやっておくこと3つ
①産院にいつでもすぐに連絡できるようにしておく
臨月に入り、出産予定日に近づくにつれ、お腹が頻繁に張るようになります。
そのお腹の張りが必ずしも本陣痛につながるとは限りませんが、ちょこちょこ張ってくるので、病院へ電話するタイミングや対処の仕方が大切になってきます。
37週からが正期産なので、36週で産んでしまうと早産にはなりますが、赤ちゃんの体内の機能はしっかりと整っており、外の世界では充分生きていけるようになっていると言われています。
臨月に入ってすぐに出産する人もいるので、まだ大丈夫と軽くとらえず注意しておきましょう。
軽い痛みでも規則的な痛みであったり、破水や出血を伴うような痛みは、我慢せずにすぐに産院へ行ってください。
私自身、不思議と昼間は全く痛くなかったのですが、夜は心身ともにリラックスしているのか、痛みが強かったです。
夜中はお腹が痛くてうなされることも多かったですが、症状は人それぞれでしょうから、自分で「おかしいな、いつもと違うな」と感じたらすぐに連絡してくださいね。
②陣痛タクシーを把握しておく
ご家庭の事情で里帰り出産ができない方、旦那さんが昼間は仕事で、産気づいた場合に一人で何とかしないといけない方は、陣痛タクシーを用意しておきましょう。
中には、呼んから時間がかかるタクシーや、地域によっては実施していない会社や、破水してしまうと残念ながら来てくれない会社もあると聞くので、事前にタクシー会社のサービス内容を調べてから登録しておくのが良いかもしれません。
また、マイカーで病院まで行ける人は、念のため自宅の車に破水した場合の防水シートやバスタオル等を敷いておくと、いざという時困らないでしょう。
私は自家用車と実家の車にビニールを敷いてバスタオルを積んでいました。
③旦那さんや親といつでも連絡がつくようにしておく
私は主人に立ち会い出産をしてもらう予定でしたが、臨月のタイミングで海外出張に行く事になってしまったので、主人の帰国後まで赤ちゃんが生まれてくるのを待ってくれるのか不安でした。
結局、予定日の前日に出産したので、主人が帰国した後で間に合いましたが、お腹の赤ちゃんに出張中は「パパが帰ってくるまでもう少し待ってね」と言っていたのを覚えています。
初妊婦さんは不安も多いかと思うので、できるだけ1人にならないようにしましょう。
そして、旦那さんや両親といつでも連絡が取れる状態にしておきましょう。
私の場合、里帰り出産で主人とは離れていたので、夜中はいつでも電話が繋がるようにマナーモードを解除して寝て貰っていましたよ。
電車の中で出産もありえる!?
結構前の出来事になりますが、千葉県の方が電車の中で出産したというニュースをご存知ですか?
当時、その話を聞いて大変驚いたことを覚えています。
海外では、道端やトイレで出産した人がいると聞いた事はあったのですが、まさか日本で、しかも電車の中でみんなに見守られながら出産された方がいると知り、驚いたとともに自分も他人事ではないと感じたニュースでした。
何よりも衝撃を受けたのが、あの時隣に居合わせた方(女性)が、5人の子どもの出産と看護助手の経験があり、偶然バスタオルを持っていたという事でした。
ハンドタオルはあっても、バスタオルを普段持ち歩くことってほとんどありませんよね。
偶然、病院から外泊許可が出たお子さんの着替えとバスタオルを持っていたそうです。
そして、女性はいよいよ陣痛が来てしまい、その後すぐさま破水。
隣の女性は、慌てて電車を発車しないように伝え、周りに見えないよう配慮するためバスタオルで隠しました。
隣の女性が確認した時には、もう既に赤ちゃんの頭が出て来ていたとのこと。
もう、この場で産むしかないと女性は本当に腹をくくられたことでしょう。
でも、ご本人もビックリするぐらいのスピード出産だったようでした。
不測の事態で出産した女性は苦しく大変だったことでしょうが、隣の女性の活躍あってこその出産です。
無事に赤ちゃんが生まれてきて、本当に良かったですよね。
周りでサポートしておられた方にも拍手を送りたいです。
それにしても、初産ではなかったとしても、20分で出産とは・・・は、早い!!!!!
こういったニュースがあると、やはり人の力は凄いなと心が温まりますよね。
自分自身でも、出産はコントロール出来ないでしょうし、同じ境遇だとしたら、驚きと恐怖で焦ってどうしたら良いのかわからないと思います。
もちろん電車を止めてしまうわけですから、他人に迷惑がかかっていることも事実です。
ただ、出産は予測も出来ないし、他に子どもがいる等で電車に乗らざるを得ない環境の場合もあります。
電車が止まって被害を受けられた方もいるので、予定日近くなれば電車には乗らないに越したことはないですが、不測の事態ですし、その女性を責めることもできません。
改めて人の力は偉大だと思わされた出来事でした。
出産間近の過ごし方、事前にやっておくこと3つのまとめ
以上ことを注意しておけば、なんとかなるのではないかと思います。
自分自身が臨月の時は、ここまで来るの長かったな~という思いと、もう妊娠生活も終わりかという寂しい気持ちがありました。
私は微弱陣痛から始まったお産だったので、おしるしも破水もなく、本陣痛の激痛も家では経験していません。
この記事でも記載させていただいていますが、長引く微弱陣痛では、体力を消耗するだけでいくら経っても本陣痛にはならず、一向にお産が進みません。
なので、この痛みは陣痛ではないだろうから大丈夫だろう、これは別に破水ではないだろう、と自分で決めつけてしまうような自己判断は禁物です。
自分の反省点としては、初めてのことでよくわからないまま痛みを我慢し、産院に電話で相談するのが遅かったと思っています。
臨月はいよいよ出産が間近に迫りドキドキする期間だと思いますが、こんなに人生で周りから自分の身体を労って貰える時期も少ないと思うので、残りのマタニティライフを楽しんでくださいね。
また、臨月の時期の先生の考え方として、「赤ちゃんを予定日までに出産する」という考え方もあります。
私は38週目の内診で、先生から赤ちゃんの頭が触れたと言われました。
良い兆候なのでとにかく運動してとの事でした。
私の病院の助産師さんから、「もう臨月に入ったんだから、いつ生まれてきても良いのよ。赤ちゃんが大きいと貴方が出産に苦労するのだから、早く赤ちゃんに出てきていいと気付かせる為に、沢山運動して予定日までに出産することを目標にしてね。」と言われました。
しかし、帰宅して母にそれを伝えると驚いておりました。
母は昔、親のお腹の中に40週いた方が赤ちゃんの内臓がしっかりとする為、ギリギリまでゆっくりした方が良いと助産師さんに言われていたそうです。
ちなみに我が子は週数平均で、当時は特に大きいわけでもありませんでした。
時代の流れと共に、病院側の考え方も色々と変化しているようですよね。
さまざまな考え方があると思いますが、あまり気負わずに臨月を過ごして下さい。
あなたの臨月が楽しく充実した日々となりますように。