人見知りを子どもからされたことがある、もしくはあなたの子が誰に対しても人見知りをしている、なんてことはありませんか?
人見知りは、子どもにとって当たり前のことですが、大人は子どもの人見知りが始まると、される方もする方もどちらも気まずくなってしまう場合がありますよね。
今回は、子どもの人見知りの時期や、パパにも人見知りがあるのか、実際に私のとった3つの予防方法についてご紹介します。
目次
子どもの人見知りが始まる時期
子どもの人見知りは個人差はありますが、一般的には生後半年ぐらいから始まると言われています。
生後半年は、そろそろ目がぼんやりと見えだし、パパやママの声や匂いがしっかりとわかっている時期ですよね。
中には、人見知りをし始めたのが結構遅くて10ヶ月頃ぐらいからだったという子もいます。
かと思えば、全く人見知りをしない子もいます。
我が子の人見知りは一般的な時期と同じで、5~6ヶ月頃から現れました。
私自身は、物凄く人見知りの激しい方だったと親からよく聞くので、「人見知りをする我が子も遺伝なのかな?」と思うことがあります。
親子で性格が似ているのかもしれませんね。
それほど子どもの性格によって大きな違いが見られるのが人見知りです。
人見知りの原因は?
一昔前は、人見知りはママ以外の人を怖く感じることが原因と言われてきましたが、現代ではママ以外の人に抱く恐怖心と興味心が心の中で飛び交い、その子自身でも自分の気持ちがよくわからなくなって泣いてしまうことと考えられています。
子どもの心の声を代弁してみます。
- 「あっ、ママじゃない人だ。」
- 「怖いよ~。」
- 「怖いけどどんな人だろう?」
- 「怖いのに気になるよ~。」
- 「どうしたら良いの?泣」
もしかするとこんな感じかもしれません。
やはり人見知りは子どもの個性によってもバラバラで、一概に人見知りをするから慎重派だ、人見知りをしないから社交的だと言えるような単純なものではないようです。
よく聞く「パパ見知り」ってあるのか
パパ見知りという言葉は、子育てされている方なら結構聞いたことがあると思いますが、その名の通り赤ちゃんがパパに人見知りをすることです。
パパ見知りの原因として考えられるのは、赤ちゃんはママに比べてパパの方が会う頻度が少ないからです。
我が子は、有り難いことにパパとは毎日会っていたのでパパ見知りはありませんでした。
やはり人間の心理的にも、何度も会っていれば慣れますし安心してきますよね。
赤ちゃんもそれと同じで、お腹の中でずっと聞いていた安心する声や毎日見ている顔のママに比べて、パパは「たまにしか聞かない声、たまにしか見ない顔の人」となっています。
それでは赤ちゃんはソワソワしたり、不安で落ち着きがなかったりします。
パパが会社へ行く時間帯は赤ちゃんはまだ寝ている、パパが会社から帰ってきた時間帯はもう寝ている。
すれ違いの生活・・・それでは赤ちゃんもいつまで経っても慣れませんよね。
でも、そんなご家庭は結構多いのではないでしょうか。
今まで慣れていた子どもが、パパが出張に行ったり単身赴任をしたりしている間に急に懐かなくなってしまったという話も聞いたことがあります。
悲しきかな、忙しき現代人のパパは会える時に赤ちゃんにいっぱい愛情を注ぎ、挽回するしか方法がないのですよね。
我が子はどうだったか
我が子は、今まで誰が抱っこしていても泣かなかったのに、私と主人、それに私の妹しかダメになりました。
(ちなみに妹と私は一卵性双生児で顔も声もソックリなので、我が子が混同している可能性もなくはありませんが・・・)
両家の祖父母もダメで、他人なんてもってのほかでした。
親切な方や子どもが好きな方はよく「可愛いね~」と言って話かけてあやしてくれるのですが、顔を見られようものなら、一瞬にして「ギャー」と泣き出す為、私としても結構気を遣い、不快にさせないよう頻繁に相手に謝っていました。
かと思えば、友人の子はいつでもニコニコ愛想が良く、誰が抱っこしても泣かない、あやされても泣かないので「この子は穏やかで凄く可愛いな~」といつも思っていました。
人見知りをするかどうかは、性格にもよるかもしれませんが、環境もひとつのファクターだと思います。
人とあまり会う機会が少なく、ママとしか会っていない子は、やはり人慣れしていない為に怖がって泣くことがあります。
かといって我が子は頻繁に外出していたし、不特定多数の人とは会っていたのですが、ギャンギャン泣いていたのでやはりそんなに関係ないのかもしれませんね。
一体どっちだ!?と自分でツッコみたくなりますが、人見知りの原因を深く考えること自体がナンセンスなのかもしれませんね。
私のとった人見知りを防ぐ3つの方法
人見知りは赤ちゃんにとって正常な成長の証であり、悪いことでは決してないので、人見知りを防ぐとは簡単にできるものではありません。
ただ、人見知りをされるとその場の空気が変わったり、ママも気まずくなったりしていまいますよね。
そんな時の対策として私がやっていたことをご紹介します。
①我が子と初対面の人がいる時、抱っこ紐で我が子を抱っこしながら会う
これは我が子と自分の密着度合いによって我が子の人への人見知りが変わってくるのではないかということです。
以前、私が友人Aと会う時、我が子をベビーカーに乗せて会ったことがあります。
その時は、ベビーカーの中を覗かれた瞬間に大泣きしました。
我が子にとっては友人Aは初対面だった上に、ベビーカーという、私から離れたところにいたからです。
しかし、これがどうでしょう、別の友人Bと会った時には様子が違っていました。
私は、抱っこ紐で我が子を抱きながら密着した状態で友人Bと会いました。
抱っこ紐をしている時は不思議と安心したのか、顔を覗かれても泣かなかったのです。
これが本当に全ての赤ちゃんに効果があるのかどうかはわかりませんが、我が子の場合、抱っこ紐パターンの方が泣く率が低いので、積極的に取り入れています。
あなたももしご興味があれば一度お子さんの反応を試してみてくださいね。
②相手に会う前に「今、人見知りの激しい時期でゴメンね」と伝えておく
これはやっていて損はないと思います。
相手も、会って急に泣かれるよりかは、会う前から「この子は誰に対しても人見知りする子だ」と思っていたら心づもりもしやすいし、ショックが随分小さくて済みます。
お子さんがいない方は人見知りされることに慣れていないことも多いので、ことさら事前に言っておくようにしましょう。
③最初は我が子に目を合わせず、触らずそっと自然にしておいてもらう
我が子は顔を近くまで持って行って目を合わせたり、「可愛い~」と大きなリアクションをしたりすると、ビックリして余計にわんわん泣いてしまいます。
全く知らない方が、いきなり可愛いと近づいて来て我が子に触ったり顔を近づけると、我が子は物凄く泣きます。
こちらも心苦しくなりお相手の方に謝るのですが、「できれば最初は自然にそっとしておいてくれた方が有り難いのにな~」なんて心の中で思いながら。
ママや友人と会う時は、最初は大人だけで喋る程度にしておき、慣れてきたら少しずつ我が子とコミュニケーションをとってもらうようにしています。
その方が我が子も自然と受け入れてくれています。
また、抱っこも最初は目を合わせながらよりも、おもちゃで遊ばせておいて、楽しんでいる最中に後ろから抱っこした方が泣かないパターンが多かったです。
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まとめ
私は、本当に1歳になるまではよく泣かれたので、どうしたものかなと色々と悩み考えました。
電車でもドラックストアでもコンビニでも近所のデパートでも、赤ちゃんがいたらどこでも声はかけられますよね。
私の場合、特に自分の親世代の方々(主に女性の方)にお声掛けいただくことが多かったです。
親切に優しく声をかけられているのに、我が子の泣き方が余りに酷いので、逆に謝られてその場を去られました。
逆に申し訳なく、気まずい思いをたくさんしてきました。
でも我が子が悪いわけではないし、我が子を攻めることはできませんよね。
あなたのお子さんの人見知りはいかがでしょうか?
もし、私と同じように困っておられるなら、一度これらの方法を試してみてくださいね。