ネットビジネスを始めるにあたって、自分はいくらヤル気があっても、身近な家族や友人に反対されると本当に辛いし始めにくいですよね。
「ネットビジネスをやり始めた」と言うと、親やパートナーに猛烈に反対されて結局やめてしまったなんて方は多いと思います。
また、ネットビジネスが軌道に乗り「起業したい」という想いを伝えると反対されたというような方もいます。
でも、ネットビジネスを知らない人に反対されたからといって、簡単にやめてしまうのはとても勿体ないのかなと思っています。
私は、過去に親に反対されましたが、一緒に暮らす主人からは反対されませんでした。これまで親の言うことを聞いてきた人間でしたが、自分の人生自分のものだとチャレンジしてみて今現在に至ります。
そこで今回は、ネットビジネスを反対される理由と親やパートナーといった身近な人に反対された場合の対処方法を、私の経験談も含めてお伝えしたいと思います。
反対されて私が親を説得した方法を解説
ネットビジネスで反対される時によく言われるセリフ
- 「お前なんかに続くわけがないだろ」
- 「そんな仕事で生計が立てると思ってるの?」
- 「それって怪しい仕事じゃないの?」
- 「ダマサれてるんじゃないの?どうせネズミ講でしょ」
- 「起業なんて簡単にできるわけないし」
- 「ちゃんとした会社に就職しなさい」
- 「周りにネットで稼いでいる人は聞いたことがないよ」
- 「安定した仕事をしなさい」
- 「絶対に無理だと思うよ~」
- 「失敗するに決まっているわ」
と、私が実際に言われたセリフも含め、枚挙にいとまがないですがこのような感じのセリフが多いです。では、ここまで反対される理由は何なのか、見ていきましょう!
ネットビジネスで反対される理由
自分が理解しにくい事は否定や批判をしてしまうという心理
ネットビジネスだけに限らず何でもそうですが、なかなか理解しにくい事や難しいことは否定したり批判する人が多い傾向にあると思います。
例えば、少し極端ですが「幽霊の話」など、人は目に見えないものや感じないもの、論理的に解釈できないものには恐怖が勝ってしまい、その事象を否定したくなります。
また、職人技のような高度な技術が必要とされる仕事に対しては、第三者として見れば「凄い!」と言えますが、その仕事をもし自分の息子が「家族を養うために始めたい」と言った時、親はいくら凄いと思っていても、「本当にその仕事で食べていけるのか」とか「そんな職人技、何年もかかって修行を積まなければいけないからお前には無理だ」などと少なからず反対する人はいます。(自分の家が代々職人家系という人は別です)
ネットビジネスの場合も同じで、そもそも家族が「知らない」とか「難しくて理解できない」とか、そんな理由が反対する人の根底にあったりするのです。
ネットビジネスをネズミ講や怪しいものと勘違い
ネットビジネスが反対される事において結構多いかなと思うのがこの理由です。
以下の記事にも書いていますが、私の経験上、ネットビジネスとネットワークビジネスを勘違いしている人は多いかなという印象です。
実際に私が友人にネットビジネスを始めたと言った時も、「友だちに商品を紹介して友だちにもやってもらうやつでしょ?」と言われてしまったり、父親からは「ネズミ講だ」と本当に心外な言葉を浴びせられました。
ネットワークビジネスとネットビジネスは名前は似ていますが、似て非なるものです。
ネットワークビジネスは、企業の商品を販売員(ディストリビューター)が自宅などで、友だちに商品を実践してもらい紹介していき、購入してくれる友だちを更に販売員にして勧誘し、数珠つなぎのように仲間を増やしネットワークを繋げていく販売手法です。
ネットワークビジネスそのものは、海外でも企業や個人が導入しているビジネスで実際に合法のものですが、日本においては、そのビジネス手法を悪用し高額な商品を売りつける「マルチ商法」と言われたり「ネズミ講」と称されるビジネスで、世間はあまり良い印象がないのが現状です。
友人を巻き込んでしまって微妙な関係になってしまったり、在庫を抱えて自滅してしまう等、色々なリスクや問題も起きています。
一方でネットビジネスは、インターネットを使ったビジネスというものなので、ネットワークを繋げる為に友だちに商品を勧誘することでも売ってもらうことでもなく、そもそものビジネス形態が違います。
そういった理論上のビジネスモデルの違いを知らず、名前だけ聞いて嫌なイメージを抱いて勘違いしている人は結構多いのです。
従来の凝り固まった価値観
情報化社会に慣れていない昔の人は特に、インターネットで稼ぐということを知らない人が多い為、実際の職業として考えた時に従来の凝り固まった価値観が拭いきれないことが多いです。
親世代は、インターネットで稼ぎたいと言うと「ちゃんとした会社に就職しなさい」とか「家にいて稼げるわけがないだろ」などと言う人が多いと思います。それは、やはり子どもを心配してのことだと思いますが、言われる方からすると「何も知らない癖に…」などと思ってしまいますよね。
ほとんどの親が子の為を想って言っているとは思いますが、もしかしたら親の見栄や体裁、虚栄心、エゴなどもあるのかもしれません。
安定している公務員やネームバリューのある大手企業など、そういう場所に価値を置いている親世代の方もいると思います。
そういったタイプの人には、ネットビジネスを始めると言ってもハナから通用しないです。
では、そんな身近な人から反対された時、どのように考えどう対処すれば良いのかを見ていきましょう。
反対された時の対処方法
反対意見を鵜呑みにしない
これは個人的に物凄く大事だと思います。
実は反対している人に限って理由を尋ねてみると、「ただなんとなく」とか「絶対ムリに決まってる」とか漠然としていて、それといった理論的な理由がなかったりします。
だから反対している人には実は詳しく知らない人が多いのです。
実際にネットビジネスの仕組みを知っており、何年も実践してきた人が失敗したからやらない方が良いと言われるのならまだ理屈としてわかりますが、仕組みも知らない人に頭ごなしに反対されたのでは納得がいかないですよね。
なので、反対されても右から左へスルーです!言われたことにいちいち鵜呑みにしないのが一番ベストです。
かと言って、親と同居していたりパートナーになんとしてでも理解してもらわないといけない立場の方もいると思います。
その為、時間がかかってでも周囲を説得していく必要があるんですよね。
熱意を伝える
相手を説得する要素として欠かせないのが「あなたがどれだけヤル気があって頑張っているか」だと思います。
熱意が伝わらなければ、相手が納得できるはずがありません。あなたが一生懸命に日々努力している姿を親やパートナーに見せるのです。
私はブログアフィリエイトを始めたての頃、主人は反対していませんでしたが、これといって協力的でもありませんでした。
しかし、私は家事と子育て以外はほぼブログ記事を書く時間に費やしました。すると毎日私がせっせとブログを更新する姿を見て、主人が徐々に協力的になっていってくれ、今では夜ご飯を食べた後の食器の後片付け等を自ら進んでしてくれるようになりました。
やはり自分自身が努力して熱意を伝えるというのはとても大切なことです。
アフィリエイトの仕組みは丁寧に説明する
先程もお伝えしたように、やはりネットビジネスについては知らない人も多い為、王道のアフィリエイトについては仕組みを丁寧に時間をかけて説明していく必要があると思います。
「アフィリエイトでどのように利益が発生するのか」などや、アフィリエイトをするには、「広告主」、「ASP」、「アフィリエイター(自分)」、「消費者(ユーザー)」この4つが関係してくる仕組みのような相関図などを書いて相手に説明することが大事です。
きちんと仕組みがわかれば、なんか怪しいというようなイメージも少しは払拭されるでしょう。
ローリスクのメリットを伝える
ネットビジネスはリスクが低いというのが大きなメリットなので、これらを絶対に伝えるべきだと思っています。
ネットビジネスのリスクの低さ
- 設備投資が不要
店舗を持たない為、設備投資がいらず在庫も持たずにビジネスが始められる
- 原価や仕入れ値という概念がない
自分自身が商品となることで、原価や仕入れ値が存在せず、0から収入を生み出せる
- 初期投資が少なくて済む
ブログアフィリエイトで始めに必要となってくるのは、レンタルサーバー代とドメイン代ぐらいなので、普通のビジネスよりも断然少なくて済む
副業として始めることが可能
ネットビジネスは、インターネット環境があればいつでもどこでも可能なので、副業として始めるサラリーマンの方が多いです。これもリスクヘッジの一つだと思います。
普通のビジネスであれば、副業で始めるなんて不可能だと思いますが、ネットビジネスにおいては、普通に仕事をして帰宅した後にパコソンに向かって作業ができます。何時でもビジネスはできるので、やればやった分だけ稼ぐことができるので、副業として向いているビジネスだと思います。
副業は会社に報告しなければいけないのでは?と考える人もいるかと思いますが、最初から莫大な金額が稼げるわけではないですし、あくまで趣味程度でブログ記事を書いているという範囲であればわざわざ報告する必要もないと思います。
本業をどうするかどうかは、ネットビジネスで本格的に稼げるようになってきてからでも遅くはないでしょう。
実績や収益を見せて納得させる
できれば、早い段階から収益を発生させて実績を見せると良いと思っています。
私は反対されていた親とも同居していないし、会社を退職しているので副業しながら親やパートナーを説得しようとしている方とはまた立場も状況も違うと思いますが、私は実際に始めてみて1ヶ月目~3ヶ月目までの実績を親に報告しました。
PV(ページビュー数)と言っても親はわからないので、実際の数字を見せて「これが私のブログの記事が見られた数だよ」とか、「これだけ稼げたよ」とか伝えてみると、案外母に「凄いね~頑張ったのね」と言ってもらえました。
ネットビジネス始めたての頃は収益の見込みが立たないから反対されるのであって、だいたいの月数や収益を自分なりに設定し、その見込みがどうなるのかという報告をしていくことで理解を示してくれる場合もあると思います。
でも、それだけでは一生やっていく仕事として納得してもらえるかはわかりません。だからこそ長時間かけて周囲を説得していかないとですよね。
反対している熱が冷めた頃にもう一度アタック
ずっと反対し続けているのにも実は労力がいるし疲れがやってくると思います。親もパートナーも、子どもや相手の熱意、頑張る姿を見ているのに無碍に否定ばかりはできません。そんなタイミングを見計らって熱が冷めたかなと思った時期にもう一度アタックして説得してみるのも一つです。
案外再度の説得はスムーズにいくかもしれませんよ?
期限を決めて結果を出す約束をする
どうしても納得してくれず、「今すぐにでもやめなさい」と言われる場合は、親やパートナーと期限を決めて、それまでに結果を出すと約束してみるというのはいかがでしょうか?
期限を決めることで自分自身も気が引き締まりますし、親もそこまで言うならと諦めがつくかもしれません。そして本当に結果が出せれば親やパートナーが認めてくれるかもしれません。
企業なら認められるが個人がやるとなると…
アフィリエイトというビジネスモデルは、今やAmazonや楽天といった大手企業が導入し急成長を遂げています。
大手企業だけでなく多くの法人が参入している分野です。
しかしAmazonや楽天がアフィリエイトや中小企業が参入しているのは認められているのに、個人がブログでアフィリエイトを始めるとなると、いまひとつ認知されていないような現状があります。
個人のアフィリエイターで実績を出している人が少ないというのもありますが、アフィリエイト自体が昔からあるビジネスモデルと言っても、まだまだ世間には広まっていないという要因が大きいです。
学生から企業勤めする人とアフィリエイターになる人が半分半分であれば、認知度も高まっていると言えますが、ほとんどの人が就職するこのご時世ですから、個人でネットビジネスを始めるのはハードルが高いのかもしれません。
ビジネスに安定なんてない
反対する人の中に「公務員の方が安定している」とか「一般企業に勤めた方が良い」とか言う人もいるようですが、そもそもビジネスをするのに安定なんてないと思います。
一般的なビジネスは、商品が全く売れずに在庫まみれになってしまうリスクもあるし、赤字覚悟で顧客呼び込み等をしなければならないことだってあります。
比較的デメリットの少ないと言われているブログアフィリエイトですら、安定した収益を確保していても、いきなり売れていた商品そのものがなくなってしまったり、広告掲載会社から突然停止を言い渡されたりなんてことも充分に考えられます。
なので、ビジネスに安定を求めている人はネットビジネスに反対するのでしょうが、ネットビジネスだから不安定ということではないということを理解してもらう必要があるでしょう。
反対はむしろチャンス
反対意見が多い時ほどビジネスは成功のチャンスが広がっていると思います。
まずひとつ目に、反対されるからこそ逆に燃えて自分自身が頑張ることができるということが挙げられます。反対される理由を分析し、なぜそのように思われるのかという部分をひとつひとつ考え、それを挽回する為の熱量に変えていくことができるということです。
2つ目に、反対されるということは続かない、もしくはネットビジネスのチャンスを逃すことなので、それでやめていく人が多ければライバルも減って成功の領域が広がるということです。トレンドアフィリエイトにおいては、いかにしてライバルに勝つかということが大事になってきます。
最後に、反対されるからこそ余計に「なぜこのビジネスが良いのか」を考えることができる点です。なぜ良いのか考えることができると、自分自身でもビジネスへの意気込みや自信が高まり、成功への近道となります。
長期的に稼ぐ
長期に渡って稼いでいるところを親やパートナーに見せることが必要です。親は子どもの幸せを願うものなので、子どもがしっかりとネットビジネスで稼げて幸せそうであればいつまでも反対するということはないと思います。パートナーだって同じで、夫婦で豊かになりたい、幸せになりたいと思っているに違いありません。
ただ、奥さんが旦那さんに反対する場合は、旦那さんの収入がネットビジネスをすることで今よりも減ってしまうのではないかという恐怖や、将来の見えない不安定さというのが一番大きいと思います。
私のように主人が会社員として仕事をしていて私がネットビジネスをするとなると、経済的な責任は男性よりは低い為に反対されにくいかもしれませんが、男性が家でネットビジネスを始めるとなると、一気に不安になる奥さんは多いのではないでしょうか。
なので、ネットビジネスは長期的に稼げる仕事であり、実際に自分が稼ぐのに成功しているということを理解してもらう必要がありますよね。
自分の将来の責任をとるのは?
自分の人生は自分のものです。親やパートナーのものではありません。あなたの人生はあなたのものなので、あなた自身が後悔することだけはして欲しくないと思っています。
自分の将来の責任をとるのは親でもパートナーでもありません。自分が決めた道なら、自分で責任をとる、そういう意識であればネットビジネスで失敗したって怖くないし、成功する可能性はあると思います。
私自身は親に反対されましたが、「私の人生だから自分で決めて絶対に成功してやる」と心の中で常に思っていました。
結婚しているのであえて親に報告する必要もなかったのかもしれませんが、色々と聞かれたのでネットビジネスを始めたての頃にこんなビジネスを始めたと説明しました。
でも私は、親に反対されたからといってやめることはもうしたくないと思っていました。過去の自分は、色々と親から言われたことを聞き入れたりもしていましたが、もう良い大人だし、やはり自分で決めたことは自己責任のもと最後までやり遂げようと思い、現在に至ります。
まとめ
なかなか周囲に認められないままネットビジネスをするのはカナリ辛いものがあります。
私は自分の人生は自分のものなので、別に父親に対しては別に認めてもらう必要もないと思っているし、否定的な意見を言われたところで全く痛くも痒くもありません。(父はなにか理由があって反対しているのではなく、ただ何でも人を批判するのが好きなだけの偏屈オヤジなので。笑)
この世には色々なビジネスの形態があり、今こうしている間にもどんどんと収益を生み出して自由な働き方をしている人はたくさんいます。
そしてまた自分も、色々なことを学び人間としての枠をどんどん広げていきたいと思っているので、一生懸命努力して結果を出している人達と共に邁進していきます。
あなたもネットビジネスを周囲から認めてもらえ、楽しいビジネスライフが送れますように。