赤ちゃんを連れてどうしても外出しないといけない時ってありますよね。
そんな時、「マスクをした方が良いのかしら?」と悩むママも多いと思います。
マスクさえしていれば少しは外出しても安心できるかもしれませんが、新生児にマスクをすることは実は良くないのです。
新生児のみならず、1歳未満の子どもは窒息の恐れがあるため、マスクは推奨されていません。
そこで今回は、
- 赤ちゃんのマスクはいつからできるのか
- 新生児でもできるバギーマスクについて
- 赤ちゃん(1歳児~)のマスク使用方法について
- 赤ちゃんのウィルス防止策について
などをお伝えしたいと思います。
目次
赤ちゃんのマスクはいつから?
新生児や1歳に満たない赤ちゃんは、マスクを自力で外すことができなかったりします。
その上、吐き戻しがあったり、鼻水もよく出るし鼻詰まりにもよくなることから、呼吸がしづらくなることが多いのです。
苦しくて呼吸がしづらくても、自力で紐をもってマスクを外すという行為ができなければ窒息してしまう可能性があるのです。
明確に何歳からという決まりはありませんが、大体1歳を過ぎた頃から、子どもが自分でマスクを外せるようになる時期につけてあげましょう。
赤ちゃん用マスクは大人用マスクとは違って、優しくソフトな素材で作られていて鼻の部分のワイヤーもないため、安心して使えます。
我が子は2歳ですが、ガーゼマスクを常につかっています。
このマスクはくまさんの柄も可愛いですが、なんといっても6重のガーゼからできているので肌触りが抜群に良いです!紐の部分も優しい素材なので痛くありません。
洗って何度も繰り返し使える綿のマスクは必需品ですよね!ウィルス対策だけでなく、花粉防止にもなりますね。
紐が調節可能で小学生になっても使えるマスクもあります。長い間使えるのはとても便利ですよね。洗って乾かす時は天日干しをしましょう。
手作りでベビーマスクを作っている人も多いようですね♪
お子さんが1歳を過ぎたら、キッズマスクでは大きすぎるので手作りでお子さんのお顔のサイズに合ったベビーマスクを作ってあげるのも良いかもしれませんね。
https://youtu.be/W9ZM5QrpNqE
新生児でもできるバギーマスクって?
バギーマスクとは、ベビーカーにつけるマスクのことです。
マスクといってもベビーカー全体を覆うシートのようなもので、顔部分は赤ちゃんの顔がちゃんと見える様な構造になっています。
抱っこ紐だと、どうしても赤ちゃんが外気に触れてしまうし、マスクはできないしでウィルス感染のリスクは避けたいですよね。
赤ちゃんをベビーカーから出すことはなく、少しスーパーなどに寄りたい時には、このバギーマスクがとても便利かもしれません。
レインカバーよりも通気性が高く、付け外しが便利なのでオススメしているママも多いです。
https://twitter.com/SweetJewel_kiyo/status/542866658801373184
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ただ、ウィルス感染防止の観点から言えば、レインカバーでも充分に代用できます。
レインカバーであれば雨の日でも使えるので買っておいて損はないと思います。
夏場は赤ちゃんの日除けにもなるので、年中使用できてとても便利ですよね。
赤ちゃん(1歳児~)のマスク使用方法
でも、いざ赤ちゃんにマスクをつけるとなると、嫌がったりして凄く難しかったりします。
今回は、私が実際にしていた体験談も合わせてお伝えしていきますね。
付け方は簡単で、赤ちゃんの鼻と口を覆いかぶせるようにして装着し、紐を耳にかけるだけです。
赤ちゃん(1歳児~)がマスクを嫌がった時の対処法
柔らかい素材の赤ちゃん用マスクといえど、1歳児ともなると自己主張する子もいて「イヤイヤ」などと言う子もいるかもしれません。
付けようとするだけで泣きわめいたりする子もいるはずです。
そんな時は決して無理に付けないようにしてください。
「マスク=怖いもの(嫌なもの)」という記憶が定着してしまうと、これから先なかなか付けてくれなくなります。
我が子は1歳終わり頃からマスクを付け始めたのですが、「始めはイヤイヤ」とか「マスクとる」などと言っていました。
でも私が笑顔で、
- 「ママとパパとお揃いね~」
- 「マスクしてると楽しいな~」
- 「あっ、○○ちゃんのマスク、うさぎさんで可愛いよ~、オシャレ~」
などと褒めると、喜んで自分からつけるようになりました。
我が子にとって「マスク=親と一緒で楽しいもの、オシャレの象徴」のような感覚が定着したのだと思います。
もう少し大きくなって意味が理解できるようになると、「マスクをしないとお口の中に悪いバイ菌が入っちゃって、お腹が痛い痛いなっちゃうよ~」などとマスクをつける理由を説明してあげるのも良いと思います。
赤ちゃんのウィルス防止策について
大切な赤ちゃんをウィルスから守りたい、誰もがそう思っているはずです。
でも、赤ちゃんってどうしたらウィルスから守れるのでしょうか?
先程ご紹介したバギーマスクやレインカバーをする以外にも、ママやパパがしてあげられる防止策はたくさんあるので、見ていきましょう。
抱っこ紐をする時は抱っこ紐に付いているカバーを必ずつける
抱っこ紐には、雨よけや日焼け防止に、専用の折りたたみフードカバーが装着されています。抱っこ紐で外出することは多いと思うので、このカバーをしているのとしていないのとでは大きく違うと思います。
クシャミや咳をしたりする人の飛沫感染なども防げるので、必ず赤ちゃんにカバーをかけるようにしましょう。
ちなみに私はエルゴの抱っこ紐を使っていたのですが、使い勝手が良かったのでこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんでも手洗いはきちんとする
赤ちゃんは色々な物を触ったり口に運んで感覚を確かめたりします。
中には指しゃぶりをする赤ちゃんもいます。
なので、赤ちゃんといえど帰宅したら手洗いをしっかりとしてあげましょう。
赤ちゃん専用のお肌に優しいハンドソープなどもあります。
外出時に赤ちゃんの手にかけるだけのノンアルコールタイプの除菌ハンドソープもあるので、何かを触ってしまい、でも手を洗えない時などにとても便利だと思います。
ママやパパ自身がマスクをする
これもとても大事なことです。
いくら赤ちゃんに気にかけていても、ママやパパがマスクをしていなくてウィルスを自宅の中に持ち込んでしまっては本末転倒です。
赤ちゃんの身を守るためにも、日頃からウィルスを寄せ付けないよう予防しましょう。
人混みは避ける
当たり前のことですが、人混みは避けてください。
場所によっては、時間帯によって人が込みやすい時と空いている時とがあります。
できるだけ空いている時間帯にお子さんと出かけるようにしましょう。
不要不急な外出はウィルスを寄せ付けるだけなので、できるだけ控えるようにしてくださいね。
部屋の空気を乾燥させない
空気が乾燥していると、ウィルスが蔓延してしまうので、加湿器などで部屋の湿度を保ちましょう。
赤ちゃんの敏感肌にとっても加湿することは必要なことですし、アロマオイルなどを入れて香りを楽しむのも良いと思うので、是非使ってみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんのマスクは大体1歳頃からでき、1歳になるまではバギーマスクやレインカバーで代用できるということをお伝えしてきました。
また、1歳以降マスクを嫌がった時には無理にはつけず、外出時にはいつもつけるという習慣化が大事です。マスクは楽しいものと感じてもらったり、親とお揃いでつけることにとって、お子さんのマスクへの恐怖心をなくしていきましょう。
そして最後に、ママやパパができるウィルス対策についてもお伝えしました。
今日からでもできることはたくさんあると思うので、大切な赤ちゃんをウィルスから守るためにも徹底していきましょう。