最近、ハイハイをあまりしなかったという周りの声をちょこちょこ耳にします。
もちろん、子どもにだって個人差がありますから、ハイハイをしない子もいると思います。
親は子どもの成長を心待ちにしているので、色々と心配なことも多いですよね。
なので今回は、赤ちゃんのハイハイについて我が子の例も取り上げお話しさせていただきますね。
目次
ハイハイはいつから
ハイハイの時期は十人十色で本当に赤ちゃんによってバラバラですから、一概にこの時期から始まるとは言えませんが、私の周りはだいたい9ヶ月頃になるとハイハイし始める子が多かったので、そのぐらいが目安なのかもしれません。
早い子で生後5~6ヶ月頃で、9ヶ月頃にはハイハイしている子の方が多かったように思います。
ただ、ハイハイをせずにいきなりつかまり立ちした子もいましたし、立った後にハイハイを始めた逆パターンの子もいました。
本当に赤ちゃんの成長の仕方はそれぞれで面白いですよね。
ハイハイしない(我が)子の特徴
ハイハイするというのが大多数ではありますが、中にはハイハイしない子もいます。
ちなみに我が子はハイハイしません。
そこで、我が子の様子からハイハイしない子の特徴をまとめてみました。
身体が一般的な赤ちゃんのサイズより大きめ
母子手帳にある曲線グラフよりもはみ出すぐらいの赤ちゃんが大きめの赤ちゃんだと言えます。
赤ちゃんがハイハイするには、自分で自分の身体を持ち上げて支えなければなりません。
物理的には、体重の重い身体の大きな赤ちゃんより体重の軽い小さめな赤ちゃんの方が自分の身体を持ち上げやすいですよね。
我が子は3700グラム弱で生まれており、生後3ヶ月で倍近くあったので、自分の身体を持ち上げて支えるなんてできませんでした。
ただ、ハイハイするのが遅い傾向にあるというだけで、身体が大きくてもハイハイをする子もいるので一概には言えません。
運動神経がイイからハイハイが早いとか、体重が重いからハイハイが異常に遅いとか、そこまで大きな関係があるわけではないかもしれませんね。
自分を支えるだけの充分な筋力が備わっていないが股関節は柔らかい
これは先程と似ている部分がありますが、自分の身体を支えるだけの充分な筋力や骨格が備わっていないからかもしれません。
膝関節や筋力などが充分に発達し、身体のバランスをとれるようになって初めてハイハイができるようになります。
うつ伏せにさせた状態で、ピーンと突っ張るような仕草をすれば、もうそろそろハイハイを始める頃でしょう。
我が子はまず抱っこしても膝を真っ直ぐする仕草すらしなかったので、まだまだでしたね。しかし、股関節は物凄く柔らかかったので、うつ伏せにさせてもお腹を地面につけて股関節を広げることができます。
股関節が柔らかいのは怪我はしにくいですが、ハイハイはさせにくいな~と感じましたよ。
ハイハイやつかまり立ちが早い赤ちゃんも、こんなクッションがあれば安全で可愛いですよね♪
やる気がない
やる気がないとは何とも悲しい話ですが、ハイハイは本当に本人次第なのです。
赤ちゃんが気になる物や欲しい物があったり、動き回るのが好きな赤ちゃんだったりすると、ハイハイは猛烈な勢いですることが多いのですが、特に気にならなかったり、動こうと思って諦めたりする子もいます。
そもそも別に動きたくないという子もいるので、性格的な問題も関係しているのかもしれませんね。
ちなみに私が整骨院に我が子を連れて行った時に、整体師さんに「この子は骨盤もしっかりしているし、もう充分ハイハイできると思うけど、本人にやる気がないわ~」と見透かされてしまいました。
満足している
これも先程の話と似ている部分がありますが、赤ちゃんが現状に満足しているパターンです。
ママが「家でよく抱っこしてくれ」て、「抱っこされながら色々な物を見ることが好き」とか、「ベビーカーに乗って景色を見るのが好き」とか、「車のチャイルドシートからスピードが出て動くのが好き」とか、「電車の窓から色々見るのが好き」などと、赤ちゃんの満足できる状況がもしかしたら色々とあるのかもしれません。
その環境をママが作ってくれているのかもしれませんね。
我が子の現状はどうか
我が子はまさしく1歳を迎えましたが、1歳を迎えた今でも現在進行形でハイハイしません。
何でも物を取りたい時は、お尻でハイハイ(尻バイ)をして移動します。
尻バイのまたの名は、「シャフリングベビー」と言うそうです。
最初はこんな動き方をする子を我が子以外に見たことがなかったので驚き、大丈夫かな?ととても心配でした。
以前、我が子と同じ日に生まれた友人の子どもがちょうど生後半年の6kgぐらいの頃に、ハイハイをせず一気につかまり立ちをして歩くるようになりました。
その子が早い方だったのもありましたが、その頃の我が子といえば、まだ腰もグラグラの状態で体重は9.8kgありました。
人と比べて焦らないでおこうと割り切ってはいたのですが、こんなにも違うものかと驚きを隠せませんでした。
そして、ハイハイしない子の特徴として挙げている「やる気がない」に我が子はまさしく該当します。
うつ伏せの状態でオモチャを目の前に差し出しても手の届かない位置であれば諦めるし、尻バイでなんでも取れることを知っているのでオモチャ作戦はあまり意味がありません。
そもそもうつ伏せを極端に嫌いズリバイすらしませんから、ハイハイなんてしないでしょうね。
まだまだ道のりは長いです。
我が家のハイハイ練習法
我が家でやる練習法としては、赤ちゃんをうつ伏せにさせて、私が我が子の脚を股ではさみ、腕を曲げてハイハイの状態までもっていくことです。
しかしこれをやると我が子は猛烈に嫌がります。
本人はヤル気もないのに強制的に手足を地面につけられるのと、身体が重たいのとで不快なのでしょうね。
これをやっている私が言うのもなんですが、無理にやるのではなく赤ちゃんの機嫌の良い時に楽しくやってあげましょう。
それと同時にハイハイしやすい環境も大切だと思っており、家の中にあまり物を置かず、我が子がハイハイしやすいスペースを作ってあげることもしています。
ボールを投げて「取ってきて」と言って取らせようとしたり、色々と試行錯誤しています。
我が子はうつ伏せの状態から座る状態へ自分でまだ体勢を変えることはできないので、尻バイができません。
なのでグズりながらも少しは練習になっているのかなという感じです。
まとめ
よく、「ハイハイしないと内臓が鍛えられないから弱い子になる」とか、「ハイハイしない子は歩き出すとよくコケる」とか、ハイハイに対する昔ながらの知識のようなものが多いのですが、そんなことで心配する必要はありません。
もちろんハイハイによって発達していくことは紛れもないことですし、赤ちゃんの筋肉を鍛えることは大切なことです。
しかしハイハイしないからといって身体が弱くなるわけでは決してなく、他の事でカバーできることも多いというのを覚えておいてください。
例えば、上半身をオモチャで遊ばせて指先を鍛えたり、赤ちゃんを寝転ばせた状態で足裏のツボを優しく刺激してあげたり、赤ちゃんをママのお腹の上に抱っこして、反り返って腹筋を鍛えてあげたり、やろうと思えば何でもできます。
他の子と比べて悩むより、我が子と楽しく鍛えて赤ちゃんの動きたい気分になるまで気長に待ちましょう。
私も引き続き頑張っていきます!
ハイハイしてタッチしたら、このブログでいち早くお知らせしますね。
追記:我が子は1歳5ヶ月でようやくハイハイしました。
ただ、尻バイとハイハイのミックスという感じで、基本的にはお尻で、下をくぐったりする時はハイハイでと用途で使い分けています。
だいぶ個性的な赤ちゃんですよね。
そして、2歳前に歩きだすようになり、歩けるようになると尻バイはなくなったので、ハイハイは最早ほとんどしていませんね!